'24年1月の花

新年明けましておめでとうございます。
 本年も宜しくお願い申し上げます。

 今月の花は、大王松、センリョウ、雲竜梅、パンジー、プリムラ・マラコイデス、ハボタンです。
 梅が綺麗に咲きました(1月24日)。

大王松(ダイオウマツ)
マツ科マツ属
原産地:北アメリカ東南部
花言葉:「永遠の若さ」「不老長寿」

 樹高が30~35mになる大型の松です。日本のアカマツやクロマツは、葉が2本1組で生じる「二葉松」ですが、大王松は3本1組の「三葉松」です。また、松の仲間では世界一長い葉を持つのが特徴です。別名は「ダイオウショウ」です。
 正月には縁起物としてよく使われます。

大王松
センリョウ

センリョウ(千両)
センリョウ科センリョウ属
原産地:日本、中国など東アジアの温帯、熱帯地方
花言葉:「利益」「祝福」「財産」

 冬に美しい実をつけるセンリョウは正月の縁起物として人気があります。風水では、赤い実は幸運のシンボルで、物事が実を結ぶ縁起物と考えられています。別名は「仙寥花(センリョウカ)」です。
 種類は違いますが、似た植物として「万両」や「百両」があります。

雲竜梅(ウンリュウバイ)
バラ科サクラ属
原産地:中国
花言葉:「気品」

 雲竜梅はくねくねと曲がった枝が特徴で、八重咲/中輪の白色梅です。梅は早春を彩どる代表的な花木です。
 雲竜梅の名前の由来は、曲がりくねった枝の姿が、雲の中で竜が昇る様子に似ているところからきています。運気上昇の縁起の良い木だそうです。
 綺麗な花が咲きました。。

雲竜梅
ハボタン

ハボタン
アブラナ科アブラナ属
原産地:ヨーロッパ
花言葉:「祝福」「愛を包む」

 ハボタンの名前の由来は、葉が美しく色付いて花の牡丹のように見えることから名付けられました。ハボタンの祖先はケールです。ケールはブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ等の原種です。キャベツと同種なので、食べることができますが、あまり美味しくないようです。

パンジー
スミレ科スミレ属
原産地:ヨーロッパ
花言葉:黄色「つつましい幸せ」「田園の喜び」

 パンジーはスミレを交配して作られました。パンジーの名前の由来は、フランス語のパンセ(思考、思想)で、少しうつむきがちに咲く花が、物思いにふける人の顔に似ていることから名付けられました。花の大きさが4cm以下のものはビオラと呼ばれます。

プリムラ・マラコイデス
サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属
原産地:中国
花言葉:「運命を切り開く」「気取らない愛」「素朴」

 プリムラはとても種類が多く、プリムラ・マラコイデスはその1種です。名前のプリムラは、ラテン語の「primos(最初の)」を語源とし、早春に先駆けて咲くことにちなみます。和名は、化粧桜(ケショウザクラ)や乙女桜(オトメザクラ)です。

パンジー(左)とプリムラ・マラコイデス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です