’24年3月の花
3月に入って寒い日が続きましたが、春の訪れも感じる今日この頃です。今年の横浜の桜の開花予想は3月22日頃でしたが、かなり遅れています。5号館の桜はまだ咲いていませんが、エントランスの桜は満開です(写真を更新しました)。
今月の花は、桜、ラナンキュラス、ジンチョウゲ、忘れな草、菜の花です。
啓扇桜
バラ科サクラ属
原産地:日本、中国等
花言葉:「純潔」「高貴」「精神の美」
桜はソメイヨシノ(染井吉野)が有名ですが、山桜、霞桜、大島桜等、種類が豊富です。園芸品種は200種類以上あると言われています。ソメイヨシノは日本で最も有名な桜ですが、江戸末期染井村で大島桜とエドヒガンを交配して作られたと言われています。
桜が咲いたので写真を更新しました。
ラナンキュラス
キンポウゲ科キンポウゲ属
原産地:西アジア、ヨーロッパ
花言葉:「合格」「純潔」「魅力ある金持ち」
ふわっとした薄い花びらが特徴です。花びらが幾重にも重なった姿が美しい花です。ラナンキュラスの語源はラテン語のカエルで、葉っぱがカエルの足に似ているところからつけられました。和名は「ハナキンポウゲ」です。
ジンチョウゲ(沈丁花)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
原産地:中国
花言葉:「栄光」「勝利」「永遠」「不死」
早春に咲く花の姿は地味ですが、上品な甘い香りを放って春の訪れを告げてくれます。クチナシ、キンモクセイと共に「三大香木」あるいは「三大芳香花」と呼ばれています。室町時代以前に中国から渡来したと言われています。
花に見えるのは、実はガクと呼ばれるもので、筒状のガクが4分裂し、十字型になっています。「沈丁花」という漢字は、香木の沈香(ジンコウ)のような良い匂いがあり、丁子(クローブ)の香りを併せ持つところからつけられたとの説があります。
忘れな草
ムラサキ科ワスレナグサ属
原産地:ヨーロッパ
花言葉:「私を忘れないで」「真実の友情」
忘れな草のひとつひとつの花は小さな花ですが、ブルーの小花がたくさん咲いている様子はとても素敵です。
英語名はForget-me-notで日本名と同じ意味です。
菜の花(ナノハナ)
アブラナ科アブラナ属
原産地:地中海沿岸、東アジア、北ヨーロッパ
花言葉:「快活」「明るさ」
菜の花は明るい色で元気いっぱいの春を告げる花です。アブラナ科の黄色い花を一般的に菜の花(ナノハナ)といいます。菜の花(ナノハナ)と呼ばれるものには観賞用、菜種油の原料となるナタネ、食用のナバナなどがあり、品種がそれぞれ異なります。菜の花(ナノハナ)は、「菜花」「花菜」と呼ばれることもあります。
菜の花が咲いたので写真を更新しました。