'23年10月の花
今年の夏は異常な暑さでした。10月に入ってやっと朝晩過ごしやすくなりました。
5号館のエントランスには小さなリンゴがたくさんなっています。姫りんごで、味は美味しくないそうです。また、「いわて八重の輝きブルー」という珍しい名前のリンドウもあります。まだ蕾ですので、どんな花が咲くのか期待してお待ちください。
今月の花は、姫りんご、コムラサキシキブ、いわて八重の輝きブルー、クリサンセマム(シャルメ)です。
姫りんご
バラ科 リンゴ属
原産地:中国
花言葉:【名声】【誘惑】【選ばれた恋】
普通のりんごよりも果実が小ぶりであるため姫りんごと名付けられました。果実は酸味が強く美味しくありません。りんご飴の材料として使用されることが多いそうです。
姫りんごは白く可愛い花を咲かせます。満開の頃は息をのむ美しさです。
コムラサキ(コムラサキシキブ)
クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
原産地:日本、中国、韓国
花言葉:【気品】【知性】【聡明】
「ムラサキシキブ(紫式部)」は、日本に古くから自生していますが、「コムラサキ(小紫)」は、園芸品種でムラサキシキブに比べて果実も葉も小ぶりで「コムラサキシキブ(小紫式部)」と呼ばれています。
コムラサキの花はとても小さく、約3ミリ程度のピンクから薄紫色の花を咲かせます。秋になると紫色の美しい実をつけます。上品な実の色から源氏物語の作者の名前が付けられました。
いわて八重の輝きブルー(リンドウ)
リンドウ科 リンドウ属
原産地:日本、中国
花言葉:【勝利】【正義】【誠実】
通常リンドウ(竜胆)は花びらの色が青紫色で一重咲きです。「いわて八重の輝きブルー」は岩手県が開発した八重咲リンドウの新しい品種で、花の色は青色です(令和4年より出荷)。名前の由来は、花びらが幾重にも重なり、星の形に見える八重咲の花が「岩手の秋の夜空に青く美しく輝く星」をイメージさせるところからつけられました。因みに、岩手県はリンドウの出荷量が日本一です。
玄関の花はまだ蕾ですが、花が咲いたら画像を更新します。
クリサンセマム(シャルメ)
キク科 キク属
原産地:中国(欧州、アメリカで改良)
花言葉:【高貴】【高潔】【高尚】
クリサンセマムとは西洋菊のことで中国原産の菊を欧米で品種改良され、様々な種類があります。
シャルメはオランダの会社で育成された、ポット・クリサンセマムのシリーズです。