’25年1月の花
大王松(ダイオウマツ)
マツ科マツ属
原産地:北アメリカ東南部
花言葉:【永遠の若さ】【不老長寿】
樹高が30~35mになる大型の松です。日本のアカマツやクロマツは、葉が2本1組で生じる「二葉松」ですが、大王松は3本1組の「三葉松」です。また、松の仲間では世界一長い葉を持つのが特徴です。別名は「ダイオウショウ」です。
正月には縁起物としてよく使われます。
ナンテン
メギ科ナンテン属
原産地:中国
花言葉:【私の愛は増すばかり】【幸せ】【良い家庭】
冬に赤い実をつけるナンテンは、正月の飾りとして用いられます。また、漢字の読みが「難転(難を転ずる)」に通じるという語呂合わせにより縁起の良い木とされています。
乾燥させた実は咳止め効果があり、のど飴の原料として使用されています。
ユズ(柚子)
ミカン科ミカン属
原産地:中国
花言葉:【健康美】【汚れなき人】
柚子は日本の伝統的柑橘のひとつで、古くから調味用に使われてきました。日本人に馴染み深い香りはリラックス効果があります。柚子の花が咲くのは5月から6月で香りの良い白い花を咲かせます。
柚子の実は非常に酸味が強く、生食向きではありませんが、吸い口や調味料、ジャム等に使われます。また、冬至に柚子湯に入ると風邪をひかないと言われています。
柚子の近縁種にはスダチ、カボス、ハナユ、シークワーサーがあります。
ムスカリ
キジカクシ科ムスカリ属
原産地:地中海沿岸、西アジア
花言葉:【寛大な愛】【明るい未来】(東洋)、【失意】【悲観】(西洋)
ムスカリはブドウの房のような花の形と華やかな香りが特徴の花です。花色は紫が強いものと青が強いもの、白色があります。葉は細長く肉厚です。
名前は花の香りからギリシャ語で麝香(ジャコウ)を意味する「ムスク」から付けられました。また、花の様子がブドウの房に似ていることからグレープヒアシンスとも呼ばれています。
ヒアシンス
ユリ科ヒアシンス属
原産地:地中海東部沿岸
花言葉:【悲しみを超えた愛】【悲哀】
ヒアシンスは太い茎先に連なるようにして星の形をした小さな花をたくさん咲かせます。花色は赤色、ピンク色、白色、青色、紫色など豊富です。名前はギリシャ神話の美少年ヒアキントスに由来します。
ヒアシンスにはオランダで品種改良されたダッチ系とフランスで品種改良されたローマン系があります。私達が目にするのはダッチ系が多いようです。ダッチ系は大ぶりの花がたくさん咲きます。ヒアシンスの別名は錦百合(ニシキユリ)です。
花が咲いたら写真を更新します。
ハボタン
アブラナ科アブラナ属
原産地:ヨーロッパ
花言葉:【祝福】【愛を包む】
ハボタンの名前の由来は、葉が美しく色付いて花の牡丹のように見えることから名付けられました。ハボタンの祖先はケールです。ケールはブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ等の原種です。キャベツと同種なので、食べることができますが、あまり美味しくないようです。