’25年5月の花

スモークツリー
ウルシ科 ハグマノキ属
原産地:ヨーロッパ、中国
花言葉:【煙に巻く】【賢明】【儚(はかな)い青春】
和名は、モクモクと立ち上がる煙のような見た目から「煙の木」です。丸いふわふわとした部分は花ではありません。花を咲かせた後、花柄という軸の部分が長く伸びて綿毛のような見た目と触感になります。スモークツリーはウルシ科の植物で、肌の弱い人が触るとかぶれるかもしれません。
シャクヤク(芍薬)
ボタン科 ボタン属
原産地:アジア北東部
花言葉:【恥じらい】【はにかみ】
シャクヤクの名前の由来はしなやかで優しい姿かたちを意味する「綽約(シャクヤク)」からと言われています。茎は60cm程の高さになり、その先に10~15㎝程の1輪の花を咲かせます。花色は紅色やピンクの他に白色、黄色、紫色など豊富で、花の形は「一重咲き」、「八重咲き」、「翁咲き」等があります。
シャクヤクは中国から薬用として日本に伝えられた植物で、漢方薬(葛根湯、十全大補湯、大紫胡湯等)に使われています。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは、漢方にまつわる言葉で、生薬の使い方を表しているそうです。
まだ蕾ですので咲いたら写真を更新します。


アジサイ
アジサイ科 アジサイ属
原産地:日本
花言葉:【移り気】【浮気】【変節】【和気あいあい】【団らん】
アジサイの特徴は、育った土壌によって色が変化することです。土壌が酸性だと青い花、アルカリ性だとピンクの花が咲きます。花の色を変えることから「移り気」や「変節」といった花言葉が付けられています。一方、小さな花が密集している様子から「和気あいあい」や「団らん」の花言葉が付けられました。花の色により花言葉が異なります。
ロベリア スカイフォール
キキョウ科 ロベリア属
原産地:南アフリカ
花言葉:【いつも愛らしい】【謙遜】【悪意】
ロベリア スカイフォールは小さな花を株一杯に咲かせます。花弁は5枚の花でひらひらとした雰囲気が蝶を思わせます。ロベリアの名前はベルギーの植物学者マッティアス・ロベルの名前に由来します。蝶の形をした瑠璃色の花が集まって咲くことから瑠璃蝶草とも呼ばれています。
花言葉に「悪意」がありますが、これは根にアルカロイドという毒が含まれていることから来ています。
